小野田 勝美
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
調査国際部長
2018年よりJAXAワシントンDC事務所長として、北米〜中南米においてJAXAを代表し、米航空宇宙局(NASA)をはじめ政府機関、産業、学界等との連絡調整・情報収集等に当たる。2019年米トランプ政権によるアルテミス計画発表から、2024年4月日米両首脳による日本人宇宙飛行士の月面着陸合意発表まで、両国の宇宙協力構築をサポートした。
1995年宇宙開発事業団(NASDA、JAXAの前身の一つ)採用、1999年国連宇宙部(オーストリア、ウィーン)へ派遣、2000年よりJAXA衛星プログラム推進部にて地球観測衛星にかかる国際調整を担当し日本政府の「小泉構想」に「統合地球戦略」が盛り込まれ、地球観測に関する政府間会合(GEO)が設立されるプロセスに関わった。2003年NASDAを退職、大学院に通う傍ら、非常勤にてJAXA関西サテライトオフィス立ち上げを担当、小型衛星「まいど1号」プロジェクト・中小企業への宇宙技術移転に携わる。
2009年まいど1号打上げ成功を見届けた後、GEO事務局(スイス、ジュネーヴ)派遣、宇宙と地上の地球観測計画の国際調整に関わる。2012年帰国し、JAXAに経験者採用、航空部門企画室、調査国際部を経て2018年7月より現職。
京都大学大学院地球環境学博士(2009年)、同環境マネジメント修士(2005年)、東京大学教養学部教養学科国際関係論コース卒 (1995年)。