SPACETIDE

日本初の宇宙分野のスタートアップに特化した アクセラレーションプログラム「AXELA 2023」 6チーム採択決定

AXELA

2024-2-27

 アクセラレーションプログラム「AXELA2023」を1月より開始しました。

 AXELA2023では昨年度から採択スタートアップの数を5社から6社に増やし、その内3チームがS-Booster2023の受賞企業から選出されました。また、海外スタートアップの採択数も昨年度の1社から2社となりました。さらに今年度は初のAXELA独自のスポンサーの提供によりAXELA2023が実施されます。

 昨年度に引き続き、ネクストオプションの提供やスタートアップのソーシングにおいてAXELA支援機関にご協力いただいております。支援機関の数も6社から9社になり、初の海外支援機関も加わりました。

※「AXELA」は2022年より実施している、日本初の宇宙分野に特化したシード期スタートアップを対象とするアクセラレーションプログラムです。SPACETIDE独自のネットワークを活用した事業連携/マッチングにより、各スタートアップの方々の事業に寄り沿った施策を行い、アーリーフェーズに移行する支援をしております。

 


【AXELA2023の採択企業及びメンター一覧】

今年度のAXELAには以下の企業が参加しています。

<AXELA2023 採択企業>

・Astromine(S-Booster2023最優秀賞)

小惑星は、科学探査、プラネタリーディフェンス、資源活用の可能性を秘めたビジネスフロンティアです。Astromineは革新的な探査技術によって、従来の10年に1度という限界を打ち破り、月1回の小惑星訪問を可能にします。これにより、小惑星ビジネスの未来を切り開きます。

参考URL:https://s-booster.jp/2023/finalround.html

 

・SQUID3 Space(S-Booster2023審査員特別賞)

SQUID3 is building a software-definable thermal control solution to enhance thermal adaptability of satellites. We help satellite manufacturers quickly configure their thermal control systems to various payloads or on-orbit scenarios. Our smart thermal tape technology, known as “ASTRID”, utilizes dynamic materials and proprietary controls to deliver multi-orbit and multi-mission versatility.

HP:https://www.squid3.space/

 

・Vidi Astra(S-Booster2023アジアオセアニア賞)

Vidi Astra is creating the highest resolution 3D map of the Earth using LiDAR. This will enable improved monitoring for forest-based carbon and biodiversity projects, flood management, coastal erosion, and natural disasters. We are planning a small-scale test in space in mid-2024 for our proprietary LiDAR flight software.

HP:https://www.vidiastra.com/

 

・Cislunar Technologies

東北大学吉田研究室発の超小型人工衛星ミッションインテグレーターです。国内外のクライアント向けに50kg〜100kg級超小型人工衛星の企画・開発・製造・運用のトータルサービスを提供しています。

HP:https://cislunartechnologies.com/

 

・Gaia Vision

Gaia Visionは、東大発スタートアップで、洪水や気候変動のシミュレーション技術を活用した気候リスク分析プラットフォームや、リアルタイム洪水予測ソリューション等の開発・提供を行っています。

HP:https://www.gaia-vision.co.jp/

 

・Rocket Link Technology

イプシロンロケットの開発を率いた森田泰弘・JAXA宇宙科学研究所教授など研究者、技術者らを経営陣としたJAXA発ベンチャー。植松電機(北海道赤平市)やIHIグループの協力を得て開発した低コストで量産可能な革新固体燃料『LTP』をキーテクノロジーとして、町工場でも作れる固体ロケットの実現を目指している。現在、北海道大樹町などで飛行実証を重ねており、2025年度に高度100キロの宇宙到達、27年度に小型衛星を軌道投入する計画である。

HP:https://rocketlink.co.jp/

 

今年度もメンタリング経験が豊富なメンター陣にご参加いただいています。

<AXELA2023 メンター>

青木 英剛 様(宇宙エバンジェリスト)

典明 様(一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ)

相馬 由健 様(Plug and Play Japan株式会社)

中村 貴裕 様(株式会社 Midtown)

濱地 健史 様(株式会社 Open Crucible)

柳原 暁 様(株式会社 Philic)

 

<AXELA2023 スポンサー>

AXELA2023は3社の提供で運営しています。

スカパーJSAT株式会社

東海東京証券株式会社

横河電機株式会社

 

<AXELA2023 支援機関>

茨城県

オーストラリア大使館

ジャフコグループ株式会社

独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)

SPACE COTAN株式会社

株式会社ディープコア

Beyond Next Ventures 株式会社

1st Round(東京大学協創プラットフォーム開発株式会社及び共催大学が運営する国内最大級テック系ベンチャー向け起業支援プログラム)

フォースタートアップス株式会社

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